ホーチミン市では、旧暦(テト)元旦の1月25日には大半の店が休業するなか、一部の飲食店が営業した。
3区レ・ヴァン・シー通りのフーティウ麺屋では、テト期間中は毎年休まず営業し、麺1杯の価格は6万ドンで通常の約3割増しとした。この時期の人件費は特別手当込みで1人当たり30万ドンとなる。客足も好調で1日に約300杯を売上げ、通常の約3倍となった。この店では旧暦の正月10日まで営業した後に1週間の臨時休業の予定だ。
テト期間中は大学生や工員の臨時アルバイトが大半を占める。日当もよく、来店客からお年玉をもらえることもあるという。
某カフェで旧暦の年末年始のアルバイトをする学生のNさんは「田舎は北部で、交通費もかかるので帰省せずにアルバイトすることにしました。20日間の勤務で500万ドン以上を稼げる予定なので、新学期の学費に充てたい」と話した。
現地企業ニュース
飲食店は割増料金でテト営業
2020年2月26日 00:00
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