ホーチミン市5区グエンチャイ通りにある「ABC Bakery(ABCベーカリー)では、新商品の「ドラゴンフルーツ・ブレッド」が6000ドンで販売されている。
これはABCベーカリーのカオ社長自らが、新型コロナウイルス関連感染の影響により中国へ輸出できなくなったドラゴンフルーツ農家を救済しようと商品開発に踏み切ったという。
カオ社長は最近、メコンデルタ地域を訪れた際に、多くのドラゴンフルーツ農家が困窮していることを知り、ドラゴンフルーツを使ったパン作りを思いついたという。ABCベーカリーはドラゴンフルーツ1トンを購入、ペースト状に加工して冷凍保存し、パンの材料として使っている。
同社はこのパンのレシピを同業者にも共有し、さらにホテルやファーストフード店などに紹介して、ドラゴンフルーツの消費促進につなげる構えだ。
現地企業ニュース
農家を救済、大手ベーカリーがドラゴンフルーツのパンを発売
2020年3月4日 00:00
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